ブッシュドノエルとは、フランス語で「クリスマスの丸太」という意味です。古くから、クリスマスイブに暖炉で丸太を燃やす習慣があったそうです。その丸太が、家族を寒さや悪霊から守り、幸せを呼び込むと信じられていたんだとか。

そして19世紀頃からは、その丸太を模したケーキが作られるようになり、それが今のブッシュドノエルの始まりだと言われています。チョコレートクリームでケーキを覆って木の幹に見立て、飾り付けをして切り株や苔を表現するんです。

そのブッシュドノエルを模して、木工の花瓶に仕立てました。もともと丸太から始まったクリスマスの風習は、ケーキになって、また木に先祖返りしました。家族に幸せを呼び込みますように。